学校教育、家庭教育、社会教育等に携わっておられる皆様・・・・
ご自身の教育の目標をどのように考えておられますか?
百人いたら、百通りの答えが帰ってくるかもしれませんね。様々な答えがあってOKと思います。
さて私の場合は・・・・
自分の教育目標を、「シナジーをもたらす人材育て」としています。
共通の目的や目標に向かい、自立性が高いメンバーが、問題や課題解決に取り組んでいく・・・その過程でそれぞれがもつ、多様な強みやらしさが組み合わさり、相乗効果=シナジーが起きる状態。

このシナジー状態は、持続可能でwell-beingな未来の社会をつくるために、必要な状態ではないでしょうか。OECD(経済教育開発機構)の教育指針、Learning Compass2030を矛盾なく支持するものだと思います。
このシナジー状態は、一朝一夕には実現しません。農耕作業に例えると、種まき、追肥、雑草抜き、水やり等、地道で継続的なステップが必要であり、中長期の取り組みになります。
シナジー状態を実現するためには、一人一人の構成員が、スティーブン・R・コヴィー氏が述べている、「7つの習慣」がある程度身につける必要があると考えています。
「7つの習慣」の成果として、シナジー状態が得られるということです。
そのためには、具体的に、私的に自立すること、傾聴を通して相手を理解するなどし、信頼関係を培い、相互の関係性を培っていくこと等が必要になります。
その結果・・・
シナジー状態を体験した人は、何とも言えない心地よさを味わうことでしょう。
私は富山県の公立中学校に勤務しています。学年主任として、これらのことを念頭に3カ年計画でこの課題に取り組んでいます。
現二年生が、三年生になったとき、シナジー状態をつくることができる基礎力を養うため、学年スタッフの強みを組み合わせながら取り組んでいるところです。
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