スティーブン・R・コヴィー氏は、著書の「7つの習慣」の中で、「緊急ではないが、重要なこと」に時間を使うことを勧めています。これが第3の習慣です。

「緊急ではなく、重要なことをする時間とは、何をする時間ですか?」
と、中学生に問う授業を何回かしたことがあります。自分は、この問いはとても大切なものであると思っています。そして、この、「緊急ではなく、重要なことをする時間」を「有意義な時間」と言い換えることもあります。
家族団らんの時間、トレーニングの時間、休養の時間、お手伝いの時間、勉強の時間・・・
子どもたちは、意外にも(と言っては失礼ですが)、こちらの予想を上回ることを挙げてくれます。
この発問で、一時間の授業を組み立てるのですが、最後に生徒が書いた感想を読むと・・・・



もう少し有意義な時間を増やしていこうと思いました。
と書いている子や、



僕は、結構「重要なこと」をする時間が取れていて安心しました。
と、書いている子もいました。
「7つの習慣」を読むと・・・・
ミッションステートメントをつくる時間、計画を立てる時間、読書の時間、自分の人生の目標に近づくための時間などもここに入ることがわかります。
今の社会、有意義でないことに時間を費やす、依存状態に誘うビジネスモデルが乱立していると思います。私達は、今一度自分の有意義な時間について深く考えてみる必要があると思います。
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