体験発表・意見発表生へのサポート方法

私は、自ら喜んでこの仕事を買って出ています。発表生や聴く生徒が成長する絶好の機会と思っているからです。

その仕事とは、体験発表・意見発表生のサポートです。

始業式の日や終業式の日に各学年から一名の生徒が、体験発表・意見発表をする学校は多いと思います。

その一ヶ月ぐらい前から、学年の先生と、

次の終業式の日の意見発表生を誰にしようか?

と、人選を進めます。優等生タイプの生徒が選ばれるときもありますが、自分は次のような生徒が選ばれると嬉しくなります。

  • 最近、生活面が安定してきて活躍し始めた生徒
  • 自分のことはある程度できるが、まだ人のためになる役割を経験してない生徒(後述)
  • 部活動で、これからリーダーの役割をする生徒、または、最近リーダーの役割を始めた生徒
  • 学校の直面している課題に関係する専門委員会の専門委員長
  • 学校外等、皆が見ていないところで努力している生徒

人選が終わったら、その生徒を呼び、日頃のどのような生活態度がよくて選ばれたか伝えます。「あなたにし書けない世界がある」と伝えたときもあります。

本人が受諾したら、作文用紙を渡し、「だいたい3枚ほど書いてきてください」と言います。相手によっては、段落構成のアドバイスをします。そして、締切日を言います。


作文用紙に書いてきたら、子供言葉を大人言葉に直してあげます。発表生にとっては、国語の勉強になりますね。

だらだらと長い一文は、複数の文に切ったり、修飾語を修飾される後の近くに位置替えしたりします。このあたりのテクニックは、教師は事前に勉強しておいた方がよいでしょう。

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内容が薄いときは、対話を繰り返しながら、具体的なエピソードを追記させたり、本当の願望を引き出して追記させたりします。

内容がほとんどが自分のことばかりの生徒には、利他の心が目覚める働きかけをします。例えば次のような感じ。

○○さんは、自分のことをしっかりできる人ですね。
自分のことをしっかりできる人は、次の段階として、世のため人のためになることをし始めると学校に来ることがさらに楽しくなるよ。
世のため、人のために、どのようなことができると思う?

世のため、人のためになることを追記し、全校生徒の前で発表した、ある生徒さんは、その後自ら席にあるリーダー役に立候補し、ぐんと成長してくれました。

全校生徒の前で、「周りのためにこんなことをしたい。」と公言すると、利他の目標実現に向けて本人は歩み始めるものです。

他の生徒に主張したい意見も追記させたりすることもあります。

生徒

皆さんも明確な新年を機に明確な目標をもって、共に頑張っていきましょう。

とか、

生徒

勉強するときは、スマホを引き出しなどにしまいましょう。

等の言葉を追記した生徒がいました。

このような言葉は、聴く側の生徒たちも、良い意味で影響を受ける一言になる可能性があります。

大切なのは、本人が思ってもないこと、納得していないことを発表させないことです。

自分が思ってもないことを言うのはおかしいことだから、何かこれは自分の思いと違うとか、引っかかるところがあったら教えてね。

と、伝えます。

原稿が仕上がると、学校で数回読み上げ練習させますが・・・・

この学校では、全部暗記して発表する人がほとんどなので、家で覚えてきてね。本番では、ちらっちらっと原稿見てもいいから安心してね。
それから家でも読み上げ練習して、家族の人に見てもらうのもいいよ。

と、伝えます。

現在の勤務校では、所作指導は教務の先生にしていただいています。名前を呼ばれたときの元気な返事の仕方、発表前後の礼の仕方などです。

私は、マイクの高さの調整方法について教えます。ベストは、本番と同じマイクとマイクスタンドで練習させることでしょう。読み上げ直前にマイクの高さを調整し、口がマイクに近くなるほど、聞き取りやすい声になります。特に冬期は、体育館内のジェットヒーターの音で声がかき消されることがあるので、注意が必要です。

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